肩こりや疲れに悩みながらバッグを持ち歩いている方は意外と多く、知らず知らずのうちに身体の負担になっていることもありますよね。
結論から言うと、軽くて柔らかい素材のトートバッグを選べば、肩の痛みや疲れといった負担をぐっと減らすことができます。
この記事では、肩こりが起こる原因と、肩が楽になるバッグの選び方のほか、負担を減らす正しい持ち方などもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
肩こりや疲れはなぜ起こる?バッグが原因かもしれません

肩の痛みや全身の疲労感が、実は毎日使っているバッグから来ているケースは少なくありません。
特に片側だけに重みが集中する持ち方や、硬くて重い素材のバッグは、体のバランスを崩す大きな原因になります。
日常の不快感を改善するには、まずその背景にある「バッグ由来の負担」に気づくことが第一歩です。
まずは、肩が痛くなる理由と、見落とされがちなリスクについて紐解いていきます。
肩が痛い・跡が残る・疲れる、バッグに関する悩み
日々の通勤や買い物で、肩にバッグを掛ける時間が長くなると、痛みや疲労を感じる場面が増えてきます。
中には、バッグの跡がくっきり残ってしまうほど肩紐が食い込んでしまった経験がある方もいるでしょう。
実際、硬い持ち手や本体が重いバッグは、肩に負担がかかりやすく、コリやストレスの原因になるとされています。
見過ごされがちですが、こうした症状はバッグの構造や素材選びによって大きく変わる可能性があるかもしれません。
荷物の重みが片側だけに集中している
いつも決まった肩にバッグを掛けていると、無意識のうちに体のバランスが崩れてしまいます。
肩こりの原因は重さだけでなく、左右どちらか一方だけに負担が集中している可能性が考えられるでしょう。
特に同じ側で持ち続ける習慣がある方は、肩や腰の高さに差が出ていたり、姿勢が傾いていたりする場合があります。
毎日使うバッグだからこそ、持ち方ひとつで体への影響が大きく変わることを意識しておくことが大切です。
リュックでも肩や首に負担がかかるケースも
リュックは両肩に重さを分散できる点で、トートバッグよりも体にやさしいと思われがちです。
確かに正しく使えば、片側だけに負担がかかることはありませんが、背負い方によっては肩や首に負荷をかけてしまうこともあります。
荷物の位置が下がりすぎていたり、中身が片寄っていたりすると姿勢が前のめりになり、結果として体全体にゆがみを生じさせてしまうためです。
リュックでも負担を感じている場合、身体に合ったトートバッグに変えることが解決策になるかもしれません。
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【解決策】肩への負担が少ないトートバッグの選び方

肩への負担を軽くするためには、トートバッグの「形」「素材」「構造」をしっかり見極めることをおすすめします。
見た目が気に入っていても、持ち手が細かったり本体が重かったりすると、結局使い続けるのがつらくなってしまいます。
続いては、肩への負担が少ないトートバッグの選び方を、素材や特徴面から解説しますので、ぜひバッグ選びの参考にしてみてくださいね。
ポイント①持ち手(肩紐)は「柔らかくて太い」素材がベスト
肩への負担を軽くしたいなら、まず注目すべきは持ち手の素材と太さです。
硬くて細い持ち手は肩に食い込みやすく、長時間使うと痛みや跡が残る原因になります。
一方、柔らかい素材で適度に幅がある持ち手であれば、肩にかかる圧力が分散され、身体への負担もぐっと軽くなるでしょう。
肩にやさしいトートバッグを選ぶ際は、デザインよりも先に持ち手の質感と太さからチェックすることをおすすめします。
ポイント②トートバッグ本体の重さは1kg未満を目安に選ぶ
トートバッグ自体の重さは、肩への負担を大きく左右する重要な要素です。
特に荷物が多い方は、バッグ本体が重いと中身を入れた際に総重量がかさみ、通勤や移動での疲労感が一気に増してしまいます。
おすすめの目安としては、何も入れていない状態で1kg未満のトートバッグを選ぶと安心です。
素材やデザインに加えて、実際の重量をイメージするだけでも、体への負担が大きく変わってきますよ。
ポイント③ナイロンやキャンバス・PUレザーなどがおすすめ
肩にやさしいトートバッグを選ぶなら、軽さと扱いやすさを兼ね備えた素材を選ぶことがポイントです。
ナイロンは薄くて軽量なうえに撥水性もあり、日常使いにぴったりです。キャンバスは丈夫でカジュアル感があり、多少ラフに使っても安心感があります。
本革に比べて軽く、水や傷にも強いPUレザーなど、どの素材にも個性があるため、用途やライフスタイルに合わせて選ぶと快適に使えるでしょう。
トートバッグの機能だけでなくデザインにこだわりたいときの選び方

いくら機能性が高くても、持っていて気分が上がらないバッグは、長く使いづらいものです。
肩にやさしいトートバッグでも、自分に似合うおしゃれなデザインはしっかり選びたいですよね。
素材・色・形の違いによって印象が大きく変わるからこそ、ライフスタイルやTPOに合ったバッグを選ぶことが大切です。
ここからは、トートバッグのデザインにもこだわりたい方向けに、4つのポイントをご紹介します。
上品な見た目とシンプルなデザインのバランス
肩がラクなトートバッグを選ぶ際に「おしゃれさにもこだわりたい」と思うのは自然なことです。
たとえば、上質な本革やヴィーガンレザーは、素材の風合いによって高級感が演出できるため、見た目の印象がぐっと引き締まります。
シンプルなデザインであれば、通勤でも休日でも使いやすく、コーディネートにも悩みません。
実用性と上品さを両立した素材やデザインを選ぶことで、毎日を心地よく過ごせるようになりますよ。
トートバッグを使う場面からデザインを選ぶ
トートバッグは、シーンに応じたデザインを選ぶことで使い勝手がぐっと広がります。
たとえば、通勤や保護者会などのフォーマルな場面では、ブラックやネイビーといった落ち着いた色味がおすすめです。
一方で、普段の買い物や休日のお出かけには、柔らかい明るめカラーやアクセントになる差し色も取り入れやすいでしょう。
バッグは毎日持ち歩くものだからこそ、TPOに合うデザインかどうかも重視したいポイントです。
バッグのフォルムやサイズ感が与える印象
トートバッグのフォルムやサイズ感も、使いやすさや印象を大きく左右します。
縦長のタイプはスマートでスリムな印象を与え、A4書類やペットボトルなど高さのある物も収まりやすいのが特徴です。
一方、横長のタイプは荷物の出し入れがしやすく、カジュアルで親しみやすい雰囲気がありますよ。
また、色とフォルムの組み合わせでコーディネート全体のバランスが変わるので、シーンや自分のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
開閉部や底鋲など見落としがちなポイントもチェック
トートバッグを長く快適に使うには、重さや素材だけでなく、細かな構造にも注目しておきたいところです。
たとえば底鋲が付いていると、バッグの底が地面に直接触れにくくなり、傷みや汚れを防ぐ効果が期待できます。
また、開閉部の仕様も大切で、ファスナーやマグネットなど好みに合ったものを選ぶと、使い勝手が大きく変わるでしょう。
こうしたディテールは、肩への負担には直接影響しないものの、結果的にバッグをストレスなく使い続けるための重要な要素といえます。
【実用性重視】肩掛けできる大きめトートバッグを選ぶポイント3つ
柔らかい素材で肩が楽になるおすすめトートバッグ3選!
肩への負担を減らすトートバッグの選び方が分かったところで、柔らかい素材を使ったおすすめのトートバッグをご紹介します。
素材の軽さ・持ち手の設計・使いやすいサイズ感など、先ほどの選び方のポイントをしっかり押さえたラインナップを厳選しました。
デザインやカラーも豊富で、日常使い・通勤・お出かけまで幅広く活躍してくれるので、バッグ選びでお悩みの方もぜひ参考にしてみてくださいね。
①ハンドルキャンバストートバッグ
ハンドルキャンバストートバッグは、軽やかさとナチュラルな雰囲気をまとった、カジュアルシーンに寄り添う一品です。
広めのサイズ設計で荷物がたっぷりと入るため、ちょっとした買い物やピクニックなど、休日のお出かけにも便利に使えます。
肩掛けでも手持ちでもバランスよく持てる柔らかい肩紐に加えて、ショルダーストラップも長さ調整が可能です。
シンプルな1色展開はどんな服装にも馴染みやすく、日常の相棒として心地よく使えるでしょう。
商品名 | ハンドルキャンバストートバッグ |
---|---|
サイズ | 幅:45cm×高さ:28cm×奥行(マチ):10cm |
素材 | 表地:キャンバス 裏地:ポリエステル |
カラー | 全1色 |
値段(税込) | 6,000円 |
②インタラクティブ多機能トートバッグ
インタラクティブ多機能トートバッグは、忙しい毎日を支えるタフなナイロン素材と、すっきりしたデザインがうれしいバッグです。
荷物が多い日でも頼れる大容量設計で、内外合わせてポケットが充実しているため、お子さま連れのお出かけやスーパーでの買い物にも便利に使えます。
柔らかいショルダーストラップは長さの調整ができ、抱っこしながらでも肩掛けしやすいのが魅力です。
カラーバリエーションも揃っており、実用性とおしゃれを両立したいママさんにぴったりでしょう。
商品名 | インタラクティブ多機能トートバッグ |
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サイズ | 幅:38cm×高さ:33cm×奥行(マチ):21cm |
素材 | 表地:ナイロン 裏地:ポリエステル |
カラー | 全3色 |
値段(税込) | 7,000円 |
③フラッフィーノットレザーミニトートバッグ
フラッフィーノットレザーミニトートバッグは、ミニマルなフォルムに上品な本革の質感が映える、洗練された印象の2WAYバッグです。
コンパクトながら立体的なつくりで存在感があり、軽さと見た目の美しさを両立した仕上がりになっています。
マグネットとファスナーのダブル開閉で中身が見えにくく、スマホ用ポケットも備えているため使いやすさも抜群です。
肩掛けと手持ちの2通りで楽しめるので、フォーマルなお出かけや上品な日常使いなどにも、ぜひ活用してみてください。
商品名 | フラッフィーノットレザーミニトートバッグ |
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サイズ | 幅:24.5cm×高さ:20cm×奥行(マチ):15cm |
素材 | 表地:本革 裏地:裏地なし |
カラー | 全5色 |
値段(税込) | 16,300円 |
【コラム】肩への負担を減らす「正しい持ち方」も覚えておこう

どれだけ軽くて柔らかいトートバッグを選んでも、持ち方を意識しなければ肩への負担は減りません。
たとえば、いつも同じ側の肩で持ち続けると、身体のバランスが崩れやすくなり、肩こりや腰痛の原因につながります。
また、持ち替えるだけでなく、時々肩をすくめて力を抜いたり、あえて手で持ってみるなどの工夫も効果的ですよ。
最後に、日常のちょっとした動作でできる「体にやさしい持ち方」を具体的にご紹介します。
左右交互に持ち変えるだけでも疲れにくくなる
気がつくと、いつも同じ肩にトートバッグを掛けていることがありませんか。
無意識のうちに片側に負担をかけ続けると、筋肉の緊張が偏り、姿勢の歪みや慢性的な肩こりにつながってしまいます。
左右どちらも均等に使うことを意識するだけで、体への負担はぐっと軽減されますよ。
肩の高さやバランスが気になってきた方は、まず「持ち替える習慣」を取り入れてみてください。
トートバッグは肩でなく手に持つのも選択肢のひとつ
肩掛けがつらいと感じたときは、手で持つスタイルに切り替えるのもひとつの方法です。
特にトートバッグの場合、取っ手の付け根に軽く手を添えて前方に押し出すように持つと、肩の高さが自然と整い、体のゆがみを防ぎやすくなります。
また、ずっと肩に掛けているよりも、手持ちに変えた方が楽に感じる場面もありますよ。
シーンに合わせて持ち方を変える柔軟さが、体へのやさしさにもつながるでしょう。
肩をすくめてほぐす|緊張状態のリセット習慣
重たい荷物を長時間持ち歩いた後は、気づかないうちに肩や首まわりに力が入りっぱなしになっていることがあります。
そんなときは、肩を3秒間すくめてから一気に脱力する動作を数回繰り返すだけでも、筋肉の緊張がほぐれて楽になります。
接骨院の現場でも取り入れられているシンプルな方法ですが、続けると肩こり予防にもつながるのでおすすめです。
肩から荷物を下ろしたタイミングで、こまめに体をゆるめてあげてみてくださいね。
【素材別】トートバッグが汚れたときの正しいお手入れ方法を解説
トートバッグで肩が痛くなる原因と柔らかい素材のおすすめバッグ4選|まとめ
この記事では、トートバッグで肩が痛くなる原因と対処法のほか、機能やデザインから自分に合うバッグを選ぶポイントなどをまとめてお伝えしました。
トートバッグで肩が疲れる理由は、本体の重さや持ち手の細さなどが考えられ、素材やデザインを見極めると負担を大きく減らすことができます。
トートリーでは、肩にやさしく使いやすいトートバッグを取り扱っていますので、肩こりや痛みでお悩みの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。